2015年9月1日火曜日

第2回アカデミークラス交流会

 8月29日(土)に近畿大学農学部の森美穂准教授をお招きして、『微生物の優れた能力と未知なる可能性』と題した講演をしていただきました。



 われわれ人間と微生物との付き合いは遠く8000年前から始まり今日では食品、医療、工業など我々の生活に欠かせない存在であることをクイズ等や図表を交えてわかりやすく解説していただくとともに、『リケジョ』としての日常生活や研究者を志した動機などを女性ならではの視点でお話し下さいました。

 その中で『どんな教科でもいつか役に立つ。必要のない教科なんてない。』との言葉に生徒は感銘を受けていました。今後の進路選択に役立つヒントをたくさんいただきました。


◎生徒の感想から

 『私は文系志望で理系には全く興味がなかったのですが、いろいろな分野に興味を持って何事にも取り組んでいきたいと思いました。』

 『今日の話を聞いてますます生物の研究について興味を持ちました。1番すごいと思ったのは、わずかな量で人が何万人と死ぬようなものがあっても、そんな危険なものを人間は自分たちの役に立つように研究し利用していることです。大学へ行って自分も研究者になりたいと強く思いました。』

 『培養可能な微生物が全体の1%にしか満たないにもかかわらず、現在微生物の働きを利用した食品が開発されているので、今後の科学技術の進歩によってさらなる実用的なものが作り出されることに期待が持てた。』